この言葉を聞いて、ヨッサンはズド~ンとひっくり返りそうになった!!?
「私の最近のモットーは“大統領のように働き、王様のように遊ぶ”」
…“大統領のように働き、王様のように遊ぶ??”
いや~これはけだし名言や。こんな台詞をヨッサンも言ってみたい。(もっとはよ教えてくれたら実行したのに…)
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この名言をズバッと仰ったのはヴァイオリニストの高嶋ちさ子さん。
先日(8月24日)、誕生日を迎えたばかりの45歳。
人気度、スケジュールの過密度ともにトップクラス。2児の母親であり、子育てに追われてもコンサートからTV出演などなどのスケジュールをこなす猛烈ママ&演奏家。
彼女曰く「子供の休みに合わせてお仕事をするの。だから年末年始、春休み、夏休みはファミリータイムなの」
そうなんです!だから“大統領のように働き王様のように遊ぶ”に納得させられる。まさに女性の鏡のようなお方です‼
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ちさ子さんのお父さんの名は高嶋弘之さん(現・高嶋音楽事務所代表)。
なんせ、このお父さんはあの“ザ・ビートルズ”を日本に広めた東芝EMIのディレクターで、この方がいなかったら、1966年の“ザ・ビートルズ”来日公演は実現しなかったかも知れないという仕掛け人なんです。
この“1966”を皆さんよ~く覚えておいて下さいね。
それからお父さんの兄貴があの高嶋忠夫さん。元宝塚スターの寿美花代さんとのオシドリ夫婦ぶりは有名だし、お二人の息子さんが、高嶋政宏・高嶋政伸兄弟という芸能一家。てことは…ちさ子さんと高嶋兄弟はいとこ同士。
ただし、兄・高嶋忠夫一家との親戚関係は、もう何年もの間、断絶状態だとか…。
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ちさ子さんは、思ったことはズバッと言うおヒトだというのは有名な話。
だからインタビューをしていても楽しいのだ。それをここで再現してみましょう!
T:高嶋ちさ子
Y:ヨッサン
Y 「お父さんが音楽プロデューサーだから音楽との出会いが…」
T 「実は母がピアノを趣味でやってて、4歳からピアノを始めさせられたんですけども、(ピアノが)大嫌いで、すぐにやめさせられたの。
5歳の時に、幼稚園で隣のクラスの子がヴァイオリン弾いているのをみて、絵的にカッコイイなあと思って、“あれがやりたい”と言い出したんですけど、“ピアノも出来ない子がヴァイオリンなんか出来ないだろう”って、1年間放置され、小学校に入ってやっと始められたんです」
Y 「でも、スポーツが結構好きで」
T 「そうですね、何やっても運動が出来て、勉強は出来ないんですけど、スポーツで(将来)行きたいなあ…と揺れた時期が小学校5年とか6年の時。
“スキーの選手にならないか⁉”とか、“水泳の選手にならないか⁉”とか誘われて」
Y 「凄い運動能力!」
T 「凄いんですよ!ホント冗談じゃないんですよ!」
Y 「えらい自分を褒めすぎや」
T 「ホントに、かけっことか、私より速い人は見たことがなくって」
Y 「ホンで、喧嘩は強い!」(彼女のしわがれ・ハスキー・ダミ声はその名残か⁉)
T 「私と競い合ってた男の子は神戸製鋼に入って、最終的には全日本のラグビー選手になりましたから」
ずり落ちそうになったヨッサン。いったいこったいヴァイオリンへの道はどうなったのか⁉それはお婆ちゃんの一言だった。そのお話は次回に。(よしかわ・ともあき FM大阪くらこれ企画プロデューサー)
高嶋ちさ子さんとのツーショット