105 モーツァルトに医学作用が⁉ 和合治久教授 ②

あなたが気になる諸症状は…①花粉症の予防、②肩こりの予防、③アトピー性皮膚炎・乾燥肌の予防、④ダイエット体質の導く、⑤脳神経系疾患・認知症、⑥不眠症でお悩みの方へ、⑦冷え性でお悩みの方へ、⑧ドライアイ・ドライマウスでお悩みの方へ、⑨便秘症でお悩みの方へ、⑩インフルエンザの季節を乗り切るために、⑪耳鳴りや難聴でお悩みの方へ、⑫高血圧や糖尿病でお悩みの方へ…。

いかがですか⁉(ヨッサンも結構あるんですよ…②⑤⑥⑪⑫…?)

これらの諸症状をなんとかしたい方には“モーツァルト”の音楽を集中してお聴きになればいい…と、前回ご紹介しましたが、ほとんどの方は“ホンマかいな??!”と思ってはるでしょうね。

実は2006年に画期的なアルバムが発売されたのです‼「世界初!音楽療法のために制作された予防医学の決定版CD!~ザ・モーツァルト・セラピー~和合教授の音楽療法VoL1~12」(初めに印した①から⑫の副題が付いています)

そこで再び和合治久教授にご登場いただきましょう。

W:和合治久(埼玉医科大学教授。日本における医学的な免疫音楽医療研究の第一人者)Y:ヨッサン(クラシック音楽鑑賞歴40数年。モーツァルトを数々聴いてきたけど…)

「…モーツァルトをよ~け聴いている筈なのに、(血圧が)あまり下がれへん…」と言うヨッサンのボヤキ?に対して、「音楽鑑賞とは違うんです。音楽療法というのは‼」とピシャリと語る和合教授はこう仰いました。

W「音楽療法とは…音楽が持つ精神的、生理的、社会的な働きを活用しています。それで心と身体の発達を促したり、精神的な悩みや問題を解決したり、あるいは生きる意欲や希望を高めたり、様々な疾病の予防や治療に用いられる…つまり音楽の力によるセラピーのことなんですヨ」

Y「へぇ~ェ、知らなんだ。で、何でモーツァルトなんですか⁉」

W「クラシックの中でも、特に高い音が続くモーツァルトの曲には“4000ヘルツ”(赤ちゃんの泣き声や女性の悲鳴の音域)以上の高周波数が豊富に含まれているんです。これが延髄から脳にかけての神経系を刺激します。そうすると、免疫力を高めるリンパ球の機能を活性化させる効果が…モーツァルトの音楽にあると言う。それで、モーツァルトの音楽が医学的作用を持つことが実際に証明されているんですヨ」。こんなに論理的にお喋りされたら…納得せなあかんけど…ホンマかいな。

Y「???…そもそも音楽療法っていつ頃から言われたんですか?」

W「紐解いてみますと、1950年代にさかのぼります。アメリカで、音楽療法学会というものが立ち上がって、音楽の力によって、様々な人間の病気を予防したり、あるいは改善させたり、音の特性が使われていたんですネ」

Y「そこで先生はモーツァルトを…」

W「モーツァルトは1つのモデルシステムと私は考えています。ある疾患ある病気と、ある(モーツァルトの)音楽との関係を1つずつ紐解いて、それを科学的に検証していきますと、音の処方箋といいますか、薬と同じ様に使える訳です。ですから高血圧の方にはモーツァルトのK(ケッヘル…作品目録のこと。K551は交響曲第41番“ジュピター”のこと)のこれがいいよ‼冷え性の方にはこれがいいよ…というように選曲=処方できる訳です‼」

なるほどなるほど。それを体系的にまとめたのがこのCDってことだ‼あなたも、モーツァルトの音楽に耳を傾けて…ではなく、“集中して”“ヘッドフォンを使って”“音量は心地よいくらいで”“目を閉じて”聴く前に“コップ1杯の水を飲んで”お聴き下さい!…どんなにガッツリ?(つい若者言葉が出てしまった)聴いてもご安心…副作用がありません‼(よしかわ・ともあき FM大阪くらこれ企画プロデューサー)

The_Mozart_Theapy

『The Mozart Therapy』⑫のCDジャケット

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