172 大阪民主新報・松浦梨沙〜

 

高嶋ちさ子さんの夢は「オーケストラを作ること!兎に角作りたい。」それが無理ならばと結成したのが“高嶋ちさ子と12人のヴァイオリニスト”「あのTV “めざましクラシック”などで募集したら全国からオーディション希望者が120〜130人。実際に聴いたのは40〜50人。“演奏技術+見た目、可愛いねえちゃん”から選んだんです!!」それが2006年のこと。いやはやかわいこちゃんの行列写真・・・中にとびっきりエキゾチックなミス日本”ミス着物受賞者も。中には“おばさん風の女性が混じってる”と思ったらちさ子さんだった。(カンニン)

 

その“観ても、聴いても、美しく、楽しい”アンサンブルのメンバーの中に、な、なんとヨッサンの後輩(夕陽丘高)がいるではありませんか!!?その名は松浦梨沙。早速、ヨッサンはインタビューを実現させたのであります。

 

今年の5月30日・・・ M:松浦梨沙  Y:ヨッサン

これぞホンマもんのサプライズや!!

Y「僕と貴女とはすごく赤い糸で繋がれていることを言いましょか!?(やおら夕陽丘高の校歌を口ずさむ)“かぜかほる〜」M「ハァ〜ア?!なんで?”みどりのそのふ〜“」Y「”こも〜れびは・・・」R「え?なんでですか??(両目をぽっかり開けながら、いつのまにやらデュエット)・・・もしかして大先輩ですか?」Y「そんな大なんて言わんといて!夕陽丘高等学校19期生ヨッサンこと吉川智明」M「19?!夕陽丘高校55期生松浦梨沙です。ワ〜ァ、凄く嬉し〜い」  <中略:はしゃぎすぎのため>

 

*松浦梨沙・・・5歳からヴァイオリン、夕陽丘高から京都芸大へ 20歳でデビューリサイタル。“この道(ヴァイオリン)で行けるかも・・・と確信”

 

とは言え、この道は茨の道であったが、ある日突然、パッとバラの花が咲いたのです!!大学出て貴女は、あちらこちらのオーケストラのエキストラで弾いていた。今日もあるオケのトラのお仕事。M「そのオーケストラで私が後ろの方でチョコチョコ弾いてるコンサートのゲストに高嶋さんがいらっしゃったんです。ソリストとして。で、その時に目をつけて頂いて、“ちょっと君!12人のヴァイオリンにおいで”って声をかけられ・・・楽屋に呼ばれて」Y「丁度、要員を増やそうとしていたんやね!?」M「そうです。その場でオーディションと言うか“ちょっと弾いてみて!!”本番前の楽屋ですよ!!(高嶋さんは)お化粧直しながら・・・“さ、弾いて”マスカラをしながら聴いて下さいました」Y「プッ〜!!(振り向くな!運転中と化粧中・・・こんな川柳あったっけ)」<サン=サーンスの曲を演奏>

M「“よし合格!!これから(12人のヴァイオリンのメンバーとして)来てね”」Y「それがなかったら今の貴女はないや!!」2008年のことでした。

 

それから2年後、今度はちさ子さんの親父、高嶋弘之さん(現、高嶋音楽事務所代表)の頭の中にビートルズをクラシカルユニット(4人組カルテット)に仕立てる構想があった。M「“さ〜て、誰を選ぼうか?”と思ってた時、“12人のヴァイオリニスト”のコンサートをご覧になっていて“あっ、この娘(こ)にしよう。こんなに楽しそうに弾いて、弾きっぷりのいい娘(こ)って言うイメージがあったらしく・・・それで引っ張って頂いたんです」これぞビートルズの来日年“1966”を冠した“1966カルテット”の誕生でした。“よっ!梨沙ちゃん大統領!!”

 

 

*     夕陽丘高の梨沙ちゃんの担任(3年間同じ)片寄先生に電話で聞いてみたら「担任のミスをフォローしたり、指摘してくれる影の担任でした。当時から華がある立ち姿で魅せていました」

*     梨沙ちゃんが演奏参加している「12人のヴァイオリニスト」「1966カルテット」のアルバム必聴ですよ!!

 

 

<余談> ①「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」の最新CD「魅惑のラブ・サウンズ」は“ジェットストリーム”のテーマ曲「ミスター・ロンリー」やP・モーリア「恋は水色」など。この選曲でコンサートをやったら舞台裏(音響・照明・・・)のおじさんたちが口ずさんで大喜び。モチベーションが上昇!!このアルバムは高嶋弘之さんのアドバイス“お前のコンサートはジェットストリーム世代だぞ!!”裏方さんの方が喜んだ。

② このアルバムのライナーノートの序文を2P執筆しているのは小生とは20数年来のブレーンの文化ジャーナリスト原納暢子(奈良生まれ、大阪新聞記者をやめ20年前東京へ。ウチの娘が東京でお世話になったことも。)その原納女史の愛称が“ルーシー”で、ちさ子さんの愛器ヴァイオリンの名前が“ルーシー”この話をちさ子さんにしたら“無反応”でした。

③上記、片寄先生が毎年「定期演奏会」を企画。その中のオーケストラの指揮者を毎年依頼しているのが私め。

*今回、夕陽丘高の校歌は作詞の通りに書きました。「かぜかほる みどりのそのふ・・・」

1721966

1966カルテット

 

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